省エネルギー、CO2削減いろいろ世間では言われています。
この問題と地球温暖化を同レベルであるいは上位のレベルで語られたりします。 私はこの件は疑問に思っています。CO2の排出をやめると本当に温暖化がとまるのか、誰もわからない、温暖化してるからCO2が増えているだけはないのか、原因と結果を取り違えていないかよくわかりません。 それとは別にエネルギーの枯渇の問題があります。化石エネルギーを使いすぎてそのうちなくなるのは明らかです。経済は神の手で操られるとはよく言ったもので、昨今のエネルギー価格上昇はいやおうなしに省エネルギーを促します。感情的な問題ではなく、生活に直接かかわる問題としてエネルギー問題がのしかかってきました。さて、どうやったら省エネになるのか、世の中の流れはエネルギー効率を上げる方向です。プリウスとか、エネループとか、液晶とプラズマTV、オール電化、コージェネレーション枚挙に暇がありません。 しかしながら、やはり使わないほどの省エネはないのが真実です。車に乗らなければ、プリウスなんかよりずっと省エネです。歩きましょう、自転車を使いましょう。冷暖房ならやはり、エアコンの効率上げるよりは断熱の高い住宅、IHクッカーよりは保温調理器。結局死んでしまえば一番の省エネ、うーん目的がわからなくなってきた。 そうです、目的を見失ってはいけない。地球が温暖化しようが、石油がなくなろうが、人類が健やかであることが、個人個人が幸せであることが重要です。だからみんなで限りある資源を分かち合う必要があるのだし、代替エネルギーが必要なわけです。つらい思いをして、節約しても本末転倒というか、発展しません。環境問題はとくに、幸せを無視した議論が多いと思います。地球が泣いてるとか、森が苦しんでるとか、どうでもいいと思っています。海や川が汚れると魚がすめなくなることが重要なのではなく、魚を食べる人が困ることが問題なのだとみんなが理解すべきです。 と若いときから思っていました。しかし最近、違った見方をするようになりました。みんなが同じように考えるはずが無く、もしそんなことがあれば逆に恐ろしいことです。また、自分の考える理屈が絶対正しいわけも無く、最後は歴史が判断するようなことだと思ってきました。グリンピースに代表される極端な考え方の人たちがいて始めて、みんなが、環境に意識を向けるのではないか、それがトータルでは実は効率がよいのではないのか。そんな風に思えてきました。まあ、できることは、結局個々に思うところに従い、がんばることかなぁ。 どんどんわからなくなりますね。
by boss_okubo
| 2008-02-29 23:05
| サイエンス
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